森の演奏会

  綿雲から太陽が顔を出す
  光のタクトで冷えた褐色の
  大地に春の鼓動を流す

  ちぎれた綿雲は青い空のきらめきに
  ヘ長調のセレナードを
  描き梢を過ぎる
  風のメロディに小鳥たちは   
   ミ音の合唱をする

  演奏会に招待された
  森の生き物たちは

  ひとときの春の輝きと
  風の起こす小さな季節の
  陽だまりに
  躍動する

作詩: 桐山健一 作曲: 比留川靖子 歌  : 梶木 現

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