「花さき山」の紹介
さくらそうのなかま line1
「花さき山」        斎藤隆介作

  おどろくんでない。
  おらは この山に ひとりで すんでいる ばばだ。
  山ンばと いうものも おる。
  山ンばは、わるさを すると いうものも おるが、
  それは うそだ。
  おらは なんにもしない。
  おくびょうな やつが、 山ンなかで
   しらがの おらを みて かってに あわてる。
  そしては べんとうを わすれたり、
   あわてて 谷さ おちたり、
   それが みんな おらの せいになる。

   あや。 おまえは たった十の おなゴわらし
   だども、しっかりもんだから、
   おらなんど おっかなくはねえべ。
   ああ、おらは、なんでも しってる。
   おまえの なまえも、
   おまえが なして こんな おくまで
   のぼって きたかも。
   もうじき 祭りで、 祭りの ごっつぉうの
   煮しめの 山菜を とりに きたんだべ。
   ふき、わらび、みず、ぜんまい。
   あいつを あぶらげと いっしょに 煮ると
   うめえからなァ。

 「花さき山」中国語版はこちら 
 岩崎書店出版「花さき山」より
さくらそうのなかま はなさき山

このお話は 斎藤隆介作・滝平二郎絵「絵ものがたり・
花さき山」として岩崎書店から出版されています。
これを多くの方々に、特に子供に紹介したいと 作曲家の
宮田耕八朗氏が曲を作りました。(1986年5月)
更に4年後、この「花さき山」を合唱曲にと委嘱され、
宇和島少年少女合唱団によって初演されました。


「合唱団さくらそう」はこの曲を全国に広めたいと、
2004年3月、生活情報紙リビング田園都市「あなたの力で
お願い叶えて」と紙面上で呼びかけました。
そして歌のパーツを引き受けてくれる
人たちが集まってくださり、この合唱曲を練習しています。

昨年は筝・小さな小さな音楽会や地域のふれあいコンサートに出演し、
好評を得、その後男声も加わり、さらに輪が広がりました。
もっともっとたくさんの人たちに歌っていただきたく、
合唱団員を募集しています。

         

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