T さんの運勢を九星気学で占ってみます。九星気学とは古代中国で発生した積極的な開運法です。

まず生年生月の気学九星干支と傾斜星をみてみますと、T さんの運勢を九星気学で占ってみます。九星気学とは古代中国で発生した積極的な開運法です。T さんは六白金星辛未年、三碧木星辛酉丑月です。傾斜は艮宮星。そこは定位置の八白土星の位置で土の傾斜となります。

九星術でみた性格は、几帳面・堅実で曲がったことの大嫌いな性格です。また八宮でみた艮宮星の性格は、意思が強く強情で不正を嫌い、常に改革精神に燃える積極的な進歩派人間です。周囲からは頼りにされます。行動や言葉には節度があり、破目を外すことはありませんが、気が変わると180度転換するほど度胸の良さもあり、トラブルには強いタイプです。

健康を見てみますと自信満々です。少しぐらいのことでは倒れそうもないと自負、自分の限界を知らずに精一杯活動します。しかしいったん倒れると意外に重病のこともあり、ガンコで医者嫌い、そのためすべて症状が悪化するまで体の手入れをせず、老化を早める傾向があります。体力を消耗しきって神経疲労からくる心臓病、関節炎・腰痛・肝臓に弱点があります。早めの手当てと精神力の強化が必要です。

以上ここまでは占いをまとめてみました。

次に上記の占いの内容からみて私個人の老婆心を述べさせていただくことをお許しください。Tさんは献身的にボランティア活動をなさって居られました。しかもその活動は車椅子ダンスをはじめ・老人ホームでの歌とダンス・小中学校や地域のふれあいコンサートまた私たちのようなボランティア活動家たちへの支援など非常にハードなものでした。あの小柄なお体からどうしてそのようなパワーがあるのか不思議に思ったこともありました。

昨年の秋、不調を訴えられて検査、そして入院、手術と、自覚症状は何もないと仰りながらも、まな板の鯉にさらされてお好きなダンスも歌も中断させられてしまいました。 そして先日、再び男声コーラスでお元気そうに歌っていらっしゃるお姿を拝見し、うれしく思っておりましたのも束の間、転移を知らされ、しかも今度は抗がん剤治療とその行く末を自覚し、奥様とのお別れの旅行、身辺整理、ホスピス入院など終末医療へとご自分の進む道を淡々と話され、私は言葉を失いました。

がんの体験は私も同じです。二度とがんにならないように私は随分学習・努力をしてまいりました。でも人間は、いつかは死にます。その偉大なる死をどのように迎えるかが最大な課題です。C型肝炎から肝がんで亡くなった夫は自然体な人でしたので死の直前まで明るく過ごしておりました。 死後の清らかな笑顔は今もなお私を救ってくれます。 男性はそのような強さをもともとから持ち合わせているのでしょうか。人一倍臆病な私には平常心ではいられないような気がします。そう思うと悟りを開くのがこれからの私の修行のようです。

死も悪いものではないとTさんから学ばなければならないことが多々あるようですが、私のこんな提案は浅はかでしょうか。

つまり、もう少し生きる方向に望みをかけて欲しいのです。Tさんは第九を歌いたいと仰っていましたね。また「さくらそうのなかま」になられたのも「花さき山」を歌いたいとの目標をお持ちでしたね。まだ両方とも果たしてはいらっしゃいません。

そのために私は次のことを提案したいのです。

        無農薬の玄米を炊いて召し上がっていただきたいのです。圧力鍋ではなく今では電気釜でも土鍋でも炊くことができます。そこに小豆や黒豆を入れるとなおバランス良くなります。その場合はあらかじめ豆類を少し煮てから入れると軟らかく炊き上がります。これをよく咀嚼していただきます。口の中でジュースになる位100回以上噛んでから飲み込みます。噛むことによって脳に働き、また唾液に含まれる酵素が血液に良い作用をします。

        動物性のものはしばらく控えてください。牛乳も卵も。血液を汚すからです。海草類・根菜類・緑黄色野菜などをいただきますが、主食はご飯です。また果物は体を冷やしますので、血液の状態がよくなるまで控えたほうがよいです。調味料などは無添加・無農薬のものを選びます。

        抗がん剤は活性酸素を増やし、免疫力を低下させます。

        もし内臓機能の低下によって玄米が受け付けない場合は発芽させると良いです。玄米にはフィチン酸という物質に害があるといって嫌う人が居ります。悪い物質だけでなく、良い鉄分など微量のミネラルも取ってしまうからです。でもすでに体内にがん細胞が発生している場合はある一定の期間は摂ったほうが良いと思います。発芽玄米は玄米を1〜2日ほど水に浸します(水を取り替えながら)と、胚芽の部分から1〜2ミリ程発芽します。穀物から野菜に変わる直前です。あまり長く発芽させると野菜になってしまいます。これは胃腸にも優しく、最高な食べ方です。一般にギャバと言われています。ただ 私は、3ヶ月ぐらいは玄米をお勧めします。両方とも少量の自然塩を入れて炊きます。

        あとは癒しの音楽を聴き、自然の中を歩き植物に触れて、目標実現のイメージトレーニングと呼吸法により体内に酸素をいきわたらせ、血液の流れをよくするなどです。

  とにかく基本はよく咀嚼することです。はじめていると少しずつ何かが変わっていくことが実感できます。これはマクロビオティック食養で実践されています。私もこれで体質改善をしました。医師から見放された患者がこれで人生を変えた人がたくさんいらっしゃいます。

人はみな、死に向かって歩いてはおりますが、もう少し伸ばしていただくよう大自然の神にお願いしてみたいです。残されたご家族のためにも。夫がこの家から消えたとき透明人間になってしまったようで、かくれんぼをしているようにどこかに隠れていて、いつか出てくるのではないかと錯覚します。でももうどこを探してもみつからないのだということを体で知ると、救われないどん底の寂しさに襲われます。これを乗り越えるにはかなりの日数を要します。

どちらが先に召されるかは家庭によって事情は異なります。妻が先に逝ってしまうと残された夫の侘しさは傍から見ていても辛いです。また年を取り過ぎて体力が落ちてから見送るというのも辛いです。ちょうどよい時期というのもあるのでしょう。

一大事なのは自分自身です。「毎日を感謝して明るく生きます。そのかわり、私を迎えにきてくれるときは、患ったり、人に迷惑をかけたりしないようサッと連れていってね。」と亡き両親と夫に祈るのが日課な私なのです。

以上思いつくまま書き連ねました。ご無礼をお許しください。

                                                                         

Tさんは平成19年2月 奥様とご子息の見守る中静かに永遠の旅に立たれました。心よりご冥福をお祈りいたします。


ガンを穏やかに受け入れたなかまのTさん 


        (昭和7年1月22日生  1月生まれは前年で見る)

生年九星  六白金

         10干    辛(かのと)
         12支    未

生月九星  三碧木星

         10干    辛(かのと)
         12支    丑   

                

傾斜 艮宮星   八白土星の位置 土の傾斜